赤玉でたか。

ヤル気のないタクシー運転手の記録。
(営業区域は、東京都23区・武蔵野市・三鷹市)

そこに己の姿。

「4時帰庫」を目標に掲げてからの、4連勤が終わりました。


いつものように、まぁいろいろとあったワケですが、
お財布を忘れたお客さんの、私が立て替えた運賃が無事振り込まれるという
“奇跡”もありました。


3/3(土) 03:33回送 04:11帰庫 ¥40000
    一日中、妙な緊張感を感じながらの仕事になりました。


3/5(月) 03:00回送 03:32帰庫 ¥62000
    早い時間の長距離案件に恵まれ、とっとと回送。


3/7(水) 03:20回送 04:01帰庫 ¥46000
    こんなもん。


3/9(金) 03:30回送 04:05帰庫 ¥58000
    出番変更の要請に応じた乗務。
    金曜日は、これからがおもしろいトコロですが...
    まぁよかろう。


金曜・土曜以外は、03:00以降に走り回ったところで、だいたい徒労に終わります。
金曜・土曜は、泥酔者が大量発生する時間です。


早めに回送にして、ぼちぼち帰れば、より安全でもあります。



(東京駅・丸の内北口)


ところで、なぜ“帰庫おくれ”をしてしまうのでしょうか。



理由は様々ですが、もっとも卑しいのは、
「あと3000エン欲しい! ねばっちゃおう♪」ってな思いから
やらかしてしまうことではないでしょうか。


個人のしょーもないワガママで、まわりに迷惑をかけてはいけません。





細々と、長く続けるために。



次回も早く帰ろう!

みんなアタイが悪いのさ。

電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも・・・



タクドラ稼業をはじめて丸5年。


大きな事故もなく、無違反生活も、まもなく3年になります。


だからと言って、今後の無事故・無違反の保障など全くなく、


リスクの大きい仕事であることに、なんの変わりはありません。


(神田神保町)


それに、タクシー運転手の業務には、いろいろと制約があります。


私が乗務している地域では、
隔日勤務者が、一度の乗務で走行できる距離は365kmまで。
(首都高速以外の高速道路走行分は控除あり)


同じく隔日勤務者が、乗務可能な時間は、(弊社の場合)一度の乗務につき20時間まで。
(3時間の休憩時間を含む)


走行距離については、さほど意識することはありませんが、
乗務時間の超過(帰庫おくれ)は、労働時間にも関わってきますし、
営業所内で、重大な事故があった時などに監査が入った場合、
「帰庫おくれ」が多いのはよろしくないらしいです。


私の所属営業所では、たとえ1分でも「帰庫おくれ」しますと、その都度始末書。


ひと月に2回やらかしますと、次の乗務からむこう1ケ月間は、1時間繰り上げて
帰庫せねばなりません。




はい。




やらかしました。Orz




しかも、1年度で5回め・・・




いつもは温厚で、話が通じやすい内勤様からも
さすがにキツくお叱りを受けました。



まぁいろいろと事情はあるわけですが、いいトシこいて言い訳するのも
みっともないですし、100%私が悪いので、今後の対策の一つとして、



「帰庫おくれしないオレ」



を、今後のブログのテーマに掲げることにしました。


普段の乗務では、私の場合05:45が門限なので、これから1ケ月は、04:45までに
帰庫せねばなりません。
ですが、子どもに厳しいワリに自分にはぬるい私、
3月いっぱいは、04:00帰庫という、より厳しい目標を自分に課すことにしました。
内勤様からの信用なんてどうでもいいですが、この仕事を長く続けるために
ここいらで、行動を改めねばならないと考えます。


(三田から見た東京タワー)


仕事の段取りを少し変えて、売上げはどうなのか、しばらく記録してみます。


そして、「やっぱりタクシーなんてやめとこう。」と思われる
転職希望者が、お一人でも増えれば幸いです。

暑中お見舞い申し上げます。

記事の更新が途絶えているあいだに、季節はめぐり、


私生活でも、いろいろとございました。


タクシーの仕事のほうはと申し上げますと、


相変わらずの、ヤル気はイマイチ。


行き当たりばったり。


「平均営収よりも生涯営収。」


などと、自分に言い聞かせ、


3コロ、4コロでも、決してがっかりすることなく、
(するけど)
早くおウチに帰って、3歳のムスメにお酌をしてもらい、


みんなで「ひよっこ」を観るような、平和な時間を享受しております。



そんな、穏やかな生活を送っていられるのは、


なにごともなく帰り続けられているからこそですが....




「タクシーでもやってみようか。」


なんて思っておられるみなさん、




やめといたほうがいいです。




高営収のタクドラさんのブログのほうが、継続する傾向にありますので、


勘違いをされる方もおいででしょうが、


みなさん、楽して稼いでおられるワケでは決してなく、


日々のご努力と、どこでも乗せられる勇気、


持って生まれたモノなどに裏付けされています。


そして、これは(ほぼ)すべてのドライバーが行っていることですが、


事故・違反・苦情なく1日の仕事を終えられるよう、


常に緊張感を持って乗務しています。




それでも事故は起きます。




グダグダうっさいお客さんは、道を覚えて、選球眼を養うにしたがって


ほぼいなくなります。



が、



避けられないような事故のリスクには、常に付きまとわられます。



例を上げればキリがありませんので、割愛いたしますが、


とりあえず、体力と集中力に自信のない方には、タクドラはおすすめいたしません。


或いは、私のように、テキトーに走り回り、


「眠くなったら即睡眠!」のような仕事っぷりでもやっていけるような


家計の収支バランスを保つ自信のない方は、特にやめたほうがいいでしょう。



合わせて、



20代そこそこでタクドラになられて、無事故・無違反を続け、営収はトップクラス。


お客さんの受けもいい。


そんな、強運を持ち合わせた若手のみなさんは、一刻も早く転職なさって、


大物になってください。



もったいないです。







ライバルが、1台でも減ることを願うヘナチョコより。